プロ家庭教師コラム

発達障害
何をもって「覚えた」とみなすのか

発達障害:何をもって「覚えた」とみなすのか

日常生活には、覚えなけれればならないことがたくさんあります。例えばゴミ出しのルール。何曜日に何のゴミを出して良いのか、何処まで分別して出すか。これらのルールを知らなかったらゴミが出せません。勉強の範囲でも、覚えるべきことはたくさんあります。例えば、単語を知らないまま英語の作文は出来ません。何かを覚えることは、皆が何気なく行動している日常生活の、本当に根本にある動作なのです。

では、どういう状態になったら、「覚えた!」と言って良いのでしょうか?「覚えた」という現象は、以下のようにレベル分けされています。

  • LV.1:正確に知っている(実体をつかんでいる)
  • LV.2:そのことを人に正しく伝えられる(きかれて答えられる)
  • LV.3:それについて考えや意見を持ち、主張出来る。

LV.1~2までが、勉強やテストで必要なことです。知っていることで解ける問題が増え、更に知っていることを正確に書き出すことが出来て初めて、点数に結び付くからです。正しく人に伝える、というのは、正しく理解していることを教科の先生に見せる、ということです。それが、定期テストの役割なのです。

では、LV.3は何をするのに必要なのか。私は、生きるために必要なことが、このLV.3だと思います。知っているだけで終わってしまい、感想や意見を伝えずにいると、誰かとコミュニケーションをとることが出来ず、自分の思っていることや、自分がどんな人間であるかが伝わりません。現代社会を生きて、誰かと関わるために必要なのが、このLV.3なのです。

以上を参考に、何かを覚えるときは、「人に教えられるかどうか」「それについて意見が言えるかどうか」を目安として、覚えるようにしてみてください。

発達障害:覚えることのレベル

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発達障害サポート

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