発達障害
評価のカギは提出物にあり
定期テストの点数を見て「うちの子、大丈夫かしら…」と心配されているお母さん、中学で注視すべき評価は何かをご存知ですか?中学校では3つの場面で評価が行われます。
① : 期末・学年末で行われる定期テスト
具体的な点数を見てしまうとつい不安になることもありますよね。ここでの点数は各教科の習熟度をはかるものでとても大事ですが、いくつかある評価材料の一つと考えられています。
② : 通知表の5段階評価
今、大半の公立中学校では絶対評価を採用しています。定期テストでの点数だけではなく、提出物の状況も加味された総合的な評価となります。「では通知表での評価を良くするにはどうすれば良いいの?」「やっぱりテストの点数でしょ!」と思われているお母さん、実はここで重要視されているのは提出物なのです。
といっても過言ではありません。提出物と言っても、ただ出せば良いというものではありません。基礎点となる提出物は、以下のものです。
- 提出期限を守り
- 指示通りの内容に仕上げている
わずかでも指定の日時に遅れると受け取ってもらえないケースが多々あります。せっかく仕上げたのに、見てもらえなければ評価にはつながりません。また丸付けを忘れたり、解き忘れたページがあったり、答えだけを丸写しして途中式を書かなかったりとの不正確なものは減点対象となります。
③ : 内申書(調査書)
進路選択で志望校を決める際に基準となるのが内申書の点数。通知表の評価に加え、部活動や委員会活動など、志望校が定めた基準での学校生活などの評価がプラスされます。しかしここでも基礎となるのが通知表の評価です。よって、最も注視すべきは通知表の5段階評価と言えます。
通知表は定期テストと提出物の総合評価であり、中でも提出物は各教科の基礎点となり評価上大きなウェイトを占めます。基礎点につながる提出物はどのお子さんにも評価を上げるチャンスです。「提出物、出せて良かったね!」とお子さんへの声掛けを変えてみると、通知表の評価も変わってくるかもしれませんね。
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