発達障害
未知の世界を探求するワクワク自由研究

夏休みの宿題と言えば自由研究。夏休み前ともなると書店には数多くの書籍が並びますよね。題材に悩んで手に取られたことのあるお母さんも多いのでは？プロ家庭教師のジャンプは自由研究こそ子どもたちの知的好奇心を育てるチャンスだと考えています。「近年子どもたちに大人気のスライム。作ってみたい！」との声にこたえて、理科の特別授業を設け、スライム作りに挑戦してもらいました。

学習意欲を育てる自由研究

家庭教師の授業でスライム作り？と驚かれたお母さん、スライム作りは立派な理科の実験です。実験を取り入れた指導を行うのは、書いたり覚えたりする勉強をつらいと感じている子どもたちに、色んな学び方があることを知ってもらうためです。また、もの作りが好きで興味のあるお子さんの知りたい、チャレンジしたいという好奇心を満たし、学習意欲を育てることをねらいとしています。イメージすることが苦手なお子さんにとって実験は最適な学習手段と言えます。楽しくスライムを作るだけではなく、目に見えないものの変化をイメージしやすくなるからです。

実際のスライム作りの場面では、子どもたちは必要な材料を計量カップに入れて計ったり、混ぜ合わせたものをチャックの付いた袋に入れて上下にシェイクしたりと真剣な眼差しで実験にのぞんでくれました。シェイクするほど固まり、スライムができていく様子をわくわくしながら体感できることは、貴重な体験になりました。 夢中で作ったあとは、スライムと同じ構造でできている身近なものを探し、見つけていきます。

紙おむつや災害時の簡易トイレなど日用品として私たちの身の回りに溢れていることがわかると、大半の生徒がその意外性に驚きます。学んだことが生活の中に活かされていることを発見した子どもたちは、学び取ることを身近に感じ、さらに広がりのある学習を展開していきます。

得たことをノートにまとめる

仕上げとして、学んだからこそわかる驚き、楽しさ、新しい発見、知識をノートにまとめていきます。スライム作りは楽しいだけの工作ではありません。取り組み方を一工夫することで、子どもたちの探求心を育てる価値ある学習へと変わります。書店に並ぶ自由研究の中にも面白いものは沢山あります。しかし子どもたちがわくわくする実験というよりも、すでに与えられた結果に沿って検証していくものも多く含まれています。

せっかくの夏休み、未知の結果を探究する自由研究に挑戦してみては？