発達障害
ADHDの生徒さんの支援事例

プロ家庭教師のジャンプには、発達障害（ADHD、自閉症スペクトラム障害など）を抱える生徒さんがいらっしゃる中、不登校傾向、または不登校になっている生徒さんも多くいらっしゃいます。そういった生徒さんに対する支援の一例を、事例を挙げてお話します。

以前、ADHD注意欠陥多動性障害）を抱えている中学生の生徒さんがいらっしゃいました。薬を服用しつつ、勉学に励んでいたのですが、その薬の副作用により頑張り過ぎてしまった反動で体調を崩しやる気が低下してしまい、学校を長く休んでしまいました。それから学校に行きづらいと感じるようになり、不登校になってしまいました。

その後はご家庭と学校との密な連携のおかげでタッチ登校から特別支援学級への登校へとステップアップしていきましたが、以前普通学級にいた為か、今の自分が他人にどのように見られているか人の目をひどく気にして、発達障害を持ち、不登校である自分を卑下し、ありのままの自分を受け入れられない様子が見られていました。

その生徒さんが抱えている課題は、「自分の悪い側面ばかりを見続けている事」だと考えたため、支援の策としては「自分の良い面、できる面に目を向けるようにする」方法を取りました。具体的には、指導をしていく中で、その子ができたことを一つひとつ褒めて、他の生徒との実力を比べようものならば、「以前の自分と比べて、できるようになったのならば、できるようになった自分を褒めるように」と考え方の新たなものさしを与えました。すると、徐々に今の自分を認め、落ち着きを取り戻し、自身がどのような人間なのか、今がどのような状況で、何が必要なのか整理をし始めるようになりました。

発達障害に関わらず、人はできないことやネガティヴな事に目を向けがちですが、少し物事の見方を変えるだけで生きることが楽になり、視界が開くことがあります。ジャンプのプロ家庭教師はその新たな見方を提示するだけでなく、一人ひとりが抱える発達障害を理解した上で、個人に一番に適した指導・支援の仕方を考えていきます。また、生徒さんの事で悩まれるご家族の皆様の相談も常時受け付けております。まずはプロ家庭教師のジャンプにご相談ください。