発達障害
絆の強さで「勇者」は育つ

周囲の人間が、発達障害について、深く理解していけば、少しずつ改善していくことが期待できます。それぞれの症状に合わせて、適切なアプローチをしていけば、少しずつ前に進めるようになるのです。

1人1人、全員が違う個人であるので、一概に、これ、という事はできませんが、共通してできることがあると考えます。『特性の理解』による『環境の調整』です。

発達障害の子の場合、良くも悪くも、『目立つ』ことがほとんどです。その状況において、『この子をイキイキさせるには、どうすればいいのか』を、『周囲の人間』が真剣に、考える事が大事です。

『自分とは違う＝できないヤツ＝自分以下』などという風潮のある、現代社会です。発達障害の大した知識もない人間が、偉そうなことを平気で言います。そして、人数の多い側がいつも正しいという、多数決の社会であります。発達障害の子は、そんな社会の中で生きていく、『勇者』のようなものです。

『勇者』は、1人では戦ってなどいけないのです。『仲間』の存在が不可欠です。ここでいうのは、『友達』のみに限らず、『先生・家族・ペット』など、『勇者』が信頼する周囲の環境全てです。『勇者』の特性を見抜き、それを適切な知識で『仲間』がサポートすれば、必ず、将来を、切り開きます!!