発達障害
発達障害の勉強法

発達障害だからという見方で勉強の進度や理解力を図るには生徒さん個人によって偏りがあります。生徒さんの興味関心を持つもので勉強を理解させたり、生徒さんのリズムに合わせた勉強法や時間割を提案するなど、一人一人に見合った勉強法が必ずあります。

いつも指導の時に机と椅子から離れて、好きな事をやってしまう生徒さんを受け持ったことがあります。勉強は数学が嫌いで、数字を見るのでさえも嫌な生徒さんでした。その時、無理やりに数学の指導をせずに、難しい漢字を自分で辞書で調べて覚える事が好きだったので、英語の指導に力を入れました。すると、英語の単語に興味を持ち、教科書に出てくる単語を練習して毎回の指導時の英語の単語の確認テストでしっかり満点を取ってくれました。定期テストでも継続して勉強した力を発揮して、平均点を取ってくれました。すると、徐々に椅子にきちんと座り、机に向かい、集中する時間も少しずつ増えていきました。数学の時間も少しずつ設け、正負の数の計算があまりよくわからなかった状況が一変して、方程式の計算を自力で解けるほどに頑張ってくれました。

一つの科目が、「やれば出来た」という自信につながり、英語に対しての取り組みは数学に対しての集中力につながったと思います。そこには、生徒さんとのコミュニケーションが無ければ、見合った指導法は生まれなかったと思います。
プロ家庭教師ジャンプの先生は、常に生徒さんとのコミュニケーションを第一に考え、指導案を考えています。