発達障害
正しい知識で「つながる」

発達障害と聞いて、どのようなものかということをご存知の方はどれぐらいおられるのでしょうか。今はインターネットが主流の世界ですから、どんな方でも、調べればすぐに分かるでしょう。しかし、本当に調べる必要性があるのは、自分の子供が、周りの子供に比べて、違和感があると判断した、親達です。この、情報が高速で大量に飛び交う社会において一番大事なのは、「どれが正しい情報なのかを親達自身がしっかりと判断できるか否か」ということです。

これだけ、情報が流れているので、自分の子供がどれに分類されるのか、それぐらいはすぐにできるようになります。しかし、あくまで一般人の見解ですので、それを鵜呑みにしてはいけません。

発達障害は、あくまで、脳の障害ですので、親の育て方などが原因というわけではないということを親自身が理解し、周囲もそれを理解してあげる必要があります。子供が一番、大きく成長するのが、学童期。学校に通っている期間です。学校の先生方、健常者の子供たちの方が、もっと発達障害について「正しく」知り、興味を持ち、考え、壁を取っ払える方法を模索していってほしいものです。特に、子供たちのそのような意識は、やがて、クラス、学校、地域、社会、世界を一つにつなげることができるはずです。

「つながる力」、信じてみませんか。