発達障害
発達障害の子には褒めるのが基本

発達障害をもつ子供は感情をコントロールすることが苦手なことが多くあります。自分の思う通りにならないと、勉強をやらなかったり、時には泣いたり、暴れたり、中には癇癪を起こす子もいます。そのような行動に、周りの大人はどのように対応すればよいのでしょうか。

発達障害の子に対して叱責を与えることは決してよい結果を生みません。問題の行動が起こっている間は静かに見守ることです。感情は一時的なものなので、必ず時間の経過とともに変わります。一時的に感情のコントロールが効かなくなっているため、本人もどうしてよいかわからない状態です。そういう状態で叱責をすることは、状況をますます悪化させるばかりで、結果的に本人の自信や意欲の喪失につながりかねません。

発達障害をもつ子供に対しては、叱るよりも褒めるという接し方が基本になってきます。普段から、些細なことでも構わないので、何かよい点を見つけ出して褒めてあげるように心がけることが、本人の自信ややる気につながります。褒めることによって、やがて自発的に好ましい行動がとれるようになれるよう、大人は導いてあげる必要があります。ただし、何でもかんでも自分の欲求が通るわけではないということは、どこかで教えなくてはいけないことです。問題のある行動が起こっている間は、視線を合わせないなどしてその行動を容認しない姿勢を子供に示すことも大切です。

また、癇癪のような場合には親の関心を引きたくて起こしていることもあります。親と一緒にやるとどうやってもうまくいかないのに、家庭教師の先生が来ると自然と勉強をやるようになったという言葉をよくいただきますが、第三者が入ることで、子供も何かいつもとは違った雰囲気や、よい意味での緊張感を感じていることは確かでしょう。

プロ家庭教師のジャンプでは、発達障害を専門に見ている先生が生徒さんの指導を担当させていただいております。発達障害といっても症状は様々で一人ひとり対応は異なります。数多くの生徒さんを見ることによってのみ見えてくる、子供へのうまい対応の仕方や導き方のノウハウがジャンプの先生にはあるといえるでしょう。