受験対策
集中力の継続

勉強において集中力を保つことはとても大事です。特に受験勉強においては、長い期間継続して学習を行う集中力が大切です。

では集中力を持続させるにはどうしたらいいのでしょうか。勉強をする動機づけが重要になってきます。目的もなく行動することを人は苦手とします。例えば地面を掘るという作業でも、掘った先に財宝があることがわかっている時と、ただひたすらあてもなく掘るだけでは作業に対する意欲が大きく変わってくるように、3年生で受験があるからとりあえず勉強をしようかなと思っている人と、明確な志望校があって高校生になったらこういうことにチャレンジしたいという希望がはっきりしている人とでは勉強に向かう集中力に大きな差が出ます。

受験勉強への動機づけとして1番わかりやすいのは志望校でしょう。志望校の学校案内や校舎の写真を勉強部屋に置いて時々見るだけでも、勉強に向かう気持ちが大きく変わってきます。

長い受験勉強の期間を乗り切るには、受験勉強の先にあるものをしっかりと思い描くことが大事です。「学校の先生にすすめられたから何となく」「レベル的に楽そうだから」というような理由では集中して学習を行うことは難しいでしょう。受験勉強はたくさんの知識を吸収するまたとない機会なので、目標をはっきりと持って意欲的に勉強に取り組んでいってほしいと願います。