受験対策
入試傾向以外の傾向

受験において入試問題の傾向を知ることはとても重要です。毎年よく出題される分野が存在するのであれば、受験勉強の際にはその分野を重点的にやるべきです。効率よく得点するためには自分が受験する試験の傾向を熟知しておくことが必要で、プロ家庭教師はそういったことも細かくお教えします。ただ今回お話ししたいことは入試傾向以外のことで、入試の得点に深く関わってくるある傾向についてです。

結論から言いますと、それは「自分のミスの傾向」です。入試本番では、得点することはもちろん大事ですが、失点を防ぐこともまた非常に大切になってきます。合否をわけるのはミスの多さであると言っても過言ではありません。入試を受ける前は十分に合格できる力があると思われていたのに残念ながら不合格となってしまう人は、試験で致命的な、しかも「いつもの」ミスをしていることが多いのです。

「自分は一体どういう計算ミスが多いのか」「英語のスペルミスをするのはどんな単語なのか」。このような細かいことを、普段の定期試験や模擬試験のうちから意識して見てください。間違いをまとめたノートを作ることも非常に意味のあることです。もちろん私たちもい生徒さんの「間違い傾向」を細かくチェックさせてもらいます。入試本番で取り返しのつかないミスをしないように普段から自分がミスしやすいことを知っておくようにしましょう。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。入試傾向だけでなく、自分のことも深く知っておけるようにしましょう。