受験対策
中学受験直前の登校について

中学受験の対策をしていて、受験直前には学校を休ませた方がよいかと相談されることがあります。受験前の追い込みの時期に、風邪対策や勉強時間の確保のために学校をお休みされるご家庭は増えています。最近では中学受験に理解のある学校も多く、休むことを黙認しているところも多いようです。

学校に行くメリットとしては、まず一つ目に、普段通りの生活をすることで、変な緊張感を持たずに、受験本番に臨めるということが挙げられます。二つ目に、同じ境遇の友達と励ましあうことが出来ます。

学校に行かないメリットとしては、まず一つ目に、感染病にかかるリスクを減らすことができることが挙げられます。特に中学受験の入試日程の短さを考えたとき、インフルエンザやノロウイルスで自分の力を出し切れずに終わることは、皆さん避けたいと思います。そのため、予防目的で学校を二～四日程度欠席するのは、常識の範囲内かと思います。二つ目に、学校に行かないことで、勉強時間をより多く取ることが出来ます。合否のボーダーライン上にいる生徒のなかには、この期間に集中的に学習される方もいます。

プロ家庭教師のジャンプでは、受験直前の登校について相談されたときには、生徒さんそれぞれの状況を把握したうえで、生徒さん本人とご両親、教師の間で十分にメリットとデメリットを検討して決めて頂くようにしています。その際、学校を休む場合には、自分が休んでいる間、学校の先生やクラスの友達に協力してもらっているのだということをよく理解して、皆の気持ちに応える為にも、真摯な姿勢で勉強に取り組んでくださいとも伝えています。どちらを選ぶにせよ、生徒本人もご両親も「全力で頑張れた！」と思えるような受験ができればと願っています。