受験対策
受験における内申点対策
高校受験において、多少の地域差はありますが、内申点(成績を5段階評価で表したときの9教科の合計点)の割合は非常に高いものになっています。3年の1学期からの成績が合否の判断に用いられる場合も少なくないため、早い段階から、受験に向けて成績を上げていく努力が必要になってきます。成績を上げるためには、定期テストで点数を上げることはもちろんですが、以下のような日ごろからの取り組みも非常に大事となります。
1.提出物への取り組み
成績の評価項目の中には、どの教科にも「関心・意欲・態度」を問われる項目があります。その中で大きな割合を占めるのが提出物です。提出物を期限内に提出することにもちろん、その内容にも気を配りましょう。例えば、漢字の宿題が出ているなら読み仮名を振ったり、送り仮名は1マスに収めたりして覚えるための努力がみられるでしょうか。また問題集をノー トにやるなら、日付や問題番号をしっかり書いてどこをやったのか見やすいものになっているでしょうか。
2.授業中の態度
こちらも「関心・意欲・態度」に大きく関わってくるとともに、成績の項目の中の「表現の能力」にも関わります。当たり前のことですが、授業中は姿勢よく、真剣に先生の話を聞くようにしま
しょう。授業中に発表することはもちろん大事ですが、もし分からないことがあれば後で職員室に先生に聞きに行ったりすることも実は大事だったりします。その先生だけでなく職員室にいてその光景を見た他の教科の先生も、「お!頑張っているな」と 思ってくれるものです。
3.小テスト
成績の項目の中には「知識・理解」を問う項目もあります。これは主に定期テストが中心ですが、小テストもばかにできません。小テストは暗記さえしておけば満点をとれるものも多いので、範囲や出るポイントをきちんと確認してしっかり準備してのぞむようにしましょう。
これらのことは、意識すればすぐに取り組める事柄です。特に「関心・意欲・態度」の項目がBやCの人は、自分の事を振り返ってみて、あてはまりそう なことはすぐにでも取り組んでみてください。
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