前橋支部
指導につながるゲーム

　常日頃から生徒指導にあたって考えていることがあります。それはしいかにして生徒
の集中力を持続させるかです。大人も含めて人聞が集中力を持続することが出来る時 間は 50 分だそうです。子供でも 15 分が限界というデータもあるようです。普段の 指導では 1時間 30 分が指導時間として設定されており、この時間内に生徒(子供) を集中力をもって指導をしていくのは通常の説明をするだけでは大変なことですよ ね。指導の合問、特に生徒の集中力が切れそうな時に僕の指導ではゲームを取り入れることにしています。

　具体的にどういったゲームを取り入れているかというと、今ではトランプのババ抜きと神経衰弱をするようにしています。相手となってくれる生徒は栃木県岩舟町の小学校に通う女の子ですが本人的には毎回の指導のなかで先生とトランプをして遊ぶ ことはとても楽しみにしていてくれているようです。いつも「先生、今日はいつトラ ンプ？」と聞いてきてくれたりします。そういった生徒となぜトランプをするのか、 それは単純に生徒の苦手な算数で使う数字に慣れていってもらいたいと思うところもありますが、それ以外にパパ抜きでは数字と数字をペアにして出していく認識能力やババを引くかどうかのクライマックスでの集中力の持っていき方までを学ぶことができ、神経衰弱では記憶力を養うこともでき生徒なりのテクニック(カードの置き場)まで考えてくれて物事を記憶していくためのコツを学ぶこともできるからです。 後はゲームなのでお互いに楽しみながらしていけばきっとその後の指導もスムーズに進むかと思います。

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前橋支部（群馬県）