プロ家庭教師コラム

不登校
場面緘黙の生徒と出会って

「場面緘黙(ばめんかんもくしょう)」という言葉をご存知でしょうか。言葉を理解する能力は正常であるにもかかわらず、学校などの社会的な状況で声が出したり、話したりすることができない状態をいいます。その原因は、「不安になりやすい」という生まれつきの気質から複合的な要因が影響しているといいます。

現在担当している生徒の中に、緘黙の生徒がいます。その生徒も、「どうして声を出すことができないのだろう」ということが自分でもよくわかりません。いろいろ悩んだ時期もありました。しかし、最近ではメールを返してくれたり、「学校に行きたい」という気持ちを伝えてくれたりと、自分を表現することができるようになってきました。その生徒の行動一つ一つが、生徒にとって将来の希望となるように感じています。もちろん、教える側にも大きな力を与えてくれています。

不登校になる原因は様々です。今回、「緘黙」をテーマに挙げたのは、少しでも多くの人に「緘黙」という言葉について知ってもらいたいからです。「話したくても声に出せない」ということ理解してもらいたいからです。日本での認知度が低いため、誤解を招くようなケースが多くみられます。

また、「このような悩みを持っているのは私だけ?」と感じてほしくないからです。現在、どの学校にも一人や二人は「緘黙」に悩んでいる生徒がいると聞きます。その悩みを共有できる人がいるということを忘れないでください。私たちプロ家庭教師のジャンプにできること、それは「生徒の自信を育てる」ことです。自分の得意なことを見つけ、それを伸ばすことが自信につながります。生徒の状態をありのまま受け入れて、生徒の理解者となれる存在で私たちはありたいです。

FROM PROFESSIONAL TUTOR.
不登校サポート

プロ家庭教師のジャンプは理想的な家庭指導を目指し、生徒1人1人に合わせた指導カリキュラムや、矛盾のないシステムが高い評価をいただき各ご家庭から92%という高い満足度をいただいています。本ページに掲載されている「アンケートの回答」は、ジャンプに入会したご家庭から実際にご回答いただいたアンケートの一部です。ストレスを抱えることなく学習習慣を身につけるために。生徒さんの学力を伸ばす、ジャンプのプロ家庭教師をぜひご活用ください。