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指名されるプロ家庭教師

私立の中学受験や国立の大学を受験する生徒さんは、比較的に早い段階から受験に備えた体制を整えるのが最近の傾向です。生徒さんにとって「受験」は、人生ではじめての大きなプレッシャーであり、ご両親にとっては未知の不安に悩まされるテーマです。最近では個々の学力を丁寧に伸ばすプロ家庭教師の指導に注目が集まってますが、数多くの「受験」に取り組み、そのノウハウをもつ藤枝支部の川田先生にインタビューしました。

長いキャリアで手に入れたもの

川田先生のキャリアについて教えてください。

学生の頃に家庭教師をしていたんですが、私の指導が生徒さんから「わかりやすい」と評判をいただきまして、そこに喜びを感じジャンプのプロ家庭教師になりました。プロ家庭教師になって8年ですが、小学生から高校生まで幅広く指導をさせていただきました。その中でも高校、大学の受験生を多く担当してきました。

担当する生徒さんの多くは、どんなタイプですか?

私の担当する生徒さんは、志望校や成績についても目標設定が高い場合が多いです。受験の準備も直前というのはあまりなくて、1年生の頃からご依頼いただいてしっかり受験に備えるケースばかりです。ご両親も生徒さんの進路について、真剣に考えている方が多いです。

塾にも通う生徒さんが多いですか?

そうですね。塾に通いながら家庭教師も、というケースも多いです。塾の場合、どうしても複数の生徒に教えるという流れのなかで勉強しますから、その全体の流れのなかで自分の苦手な部分が取り残されてしまいます。そういう生徒さんの苦手な部分を家庭教師がフォローするというケースが多いです。もちろん、塾には通わず家庭教師のみというケースもありますが。

家庭での指導について多くの経験をお持ちだと思いますが、プロ家庭教師をはじめた頃と現在とで、指導の仕方は変わってきましたか?

生徒さんの学力が上がっているかどうか、確認する手順をきちんと踏むようになりましたね。経験の浅い頃はとにかく熱心に教えるという感じでしたが、何人もの生徒さんを指導しているうちに、生徒さんがしっかり理解できて「できるようになった」かどうかを細かく確認する重要性に気づきました。ひとりの生徒さんを指導する上でとても重要なことなんですけど。生徒さんの実力を私の方で確認するという意味もありますが、生徒さんにも確認してもらうという意味があります。自分はどこまでできて、どの辺りができないのか。ひとりの生徒さんを指導する上でとても重要なことなんですけど、そういった細かいことが経験によってできるようになりました。

生徒さんのやる気を維持するためのテクニックですね。そういった指導の技術は、先生の長年の経験で培ってきたものなんでしょうね。

プロ家庭教師のスキルをリレーする

ジャンプ内のプロ家庭教師同士で、指導について話すことはありますか?

プロ家庭教師同士の情報交換は頻繁にしています。他の教師の指導方法を取り入れて、自分の指導に磨きがかかったり。

先輩から後輩へのレクチャーとか?

そうですね。経験を積んでわかったこととか、成功体験とか、失敗談とか。基本的にマニュアルに従って得るものよりも、実際に指導する中で体験したことや知ったことがプロ家庭教師の財産になりますから、個人個人で得たものをジャンプの中で共有してそれぞれの指導に役立てています。失敗から得るものも大きいですが、成功の確率を高くすることは重要ですので、先輩プロ家庭教師から後輩プロ家庭教師へアドバイスをして、指導の質を高めます。ジャンプの場合、プロ家庭教師は派遣やアルバイトではなく「社員」ですから、教師がひとりで孤立しないで気軽に話し合える環境なんですね。

それは、学生やアルバイトの教師とまったく違う環境ですね。

ジャンプはエリアごとに各支部にわかれて動いていますが、社員旅行を兼ねた交流会もあって、そういった場で他のプロ家庭教師と指導について情報交換をすることができます。指導の大まかな流れは全員同じですが、1対1の指導では生徒さんの学力や性格の分析をいかにするか、生徒さんのモチベーションを引き出すのに何が役に立ったか、そういう細かなディテールの積み重ねで指導が成り立っていますから、他のプロ家庭教師がどんな風に指導しているのかを聞ける環境はとても大きいと思います。

後輩にどんなレクチャーをしますか?

後輩によく聞かれるのは、ご両親とのコミュニケーションについて。私たちはジャンプの社員ですから、失礼があって会社の信用を落とすわけにもいきませんし、大切なお子さんの学力について、しっかりと分析して、きちんとご両親に説明する義務があるんです。生徒さん本人が勉強がうまくできなくて困っていることもありますが、ご両親がお子さんの将来について不安を抱えながら毎日を過ごしているケースがとても多いんですね。そういったご両親の悩みに的確に応えられる能力は、やはり社会経験が必要だったり、多くのご家庭と接してきた先輩プロ家庭教師の情報が役に立ちますから。

なるほど。ご両親の不安を解消する、それもプロ家庭教師の大切な仕事なんですね。学習のサポーターであり、将来のアドバイザーでもある。「勉強を教える」だけの家庭教師との大きな違いを感じます。

県外の難関校の受験に成功

受験というと、プロ家庭教師にとって合格実績が重要だと思いますが…

もちろんそうです。志望校に合格するために、プロ家庭教師を依頼されていますから。以前担当した生徒さんの志望校は県外の私立校で、イギリスのパブリックスクールをモデルにした中高一貫校でした。倍率も高く非常に難関なレベルの学校でしたが、指導を重ね合格することができました。そういった合格実績は、プロ家庭教師にとっては勲章です。

某企業が中心になって設立した学校ですね?

ええ。合格したときにはご両親にも大変喜んでいただいて、私も自分の指導の自信になりました。

実績から「紹介」され依頼を受けることもありますか?

その寄宿舎学校の実績は非常に大きくて、紹介を受けたこともあります。自分の子供が志望校に合格できたということで、友人のご家庭に紹介していただいたり。そういうことはよくあります。家庭外の紹介も受けますが、上の子供を指導して成果が上がったので、今度は下の子供も指導するというケースもたくさんあります。

受験は成功例ばかりですか?

志望校に合格できた場合が比較的多いですが、もちろん成功ばかりではありませんでした。私も駆け出しの頃がありましたし。プロ家庭教師も経験がものを言いますから、うまくいった経験とうまくいかなかった経験を積み重ねて、その上で現在の指導が成り立っていると思っています。現在はおかげさまで志望校に合格する確率が高まってきましたが、やはりいままでの「経験あってこそ」と思いますね。

いわゆる「指名」を受けることもありますか?

合格実績や指導の評価があって、ご家庭からご家庭へ紹介を受けて「指名」されることがあります。また、家庭教師のジャンプの場合はご家庭から家庭教師の依頼があると、生徒さんに適切なプロ家庭教師をエデュケーションプランナーがコーディネートするんですが、志望する学校のレベルに合わせて私が「指名」を受けます。どちらにせよ、いままでやっていきた指導の積み重ねが評価されていると自分なりに受け取って、大変嬉しく思います。

まさに、「指名されるプロ家庭教師」ですね。期待を背負うことでプレッシャーもあることと思いますが、これからも指名される指導をよろしくお願いします!