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学習を好きにさせるプロ家庭教師

前橋支部に所属し、受験生をはじめ多くの生徒さんを指導してきたプロ家庭教師の橋本先生。プロ家庭教師の指導の前後では、生徒さんの勉強に対する気持ちの変化が大きいといいます。プロ家庭教師の指導によって成績が上がったり、志望校に合格したり、そういった結果に結びつくことはもちろんですが、週1〜2回の少ない指導で生徒さんにどんな変化があるのか?様々なタイプの生徒さんを担当している橋本先生にインタビューしました。

学習習慣を意識した指導

プロ家庭教師になった理由は何ですか?

学生の頃に塾講師や家庭教師のアルバイトをしていて、教育の仕事に興味を持つようになりました。就職するときに「塾講師」か「家庭教師」かという選択で迷ったんですが、リラックスして勉強できる環境をつくれるのは「家庭教師」だと思って、プロ家庭教師になりました。

学生時代はどんな生徒でしたか?

学生時代はテニス部に入っていたんですが、多くの時間をテニスに費やすような日々でした。そんな調子でしたから「受験はどうしようか…」という悩みは抱えていましたが、部活が終わって家に帰り、夜の少しの時間に勉強をするという習慣がついていたので、受験に関しては特に問題はなかったですね。

指導について心がけていることは何ですか?

多くの場合、僕が指導に伺うのは週1回で、残りの6日間は生徒さんが自分で勉強しないといけない。だから、その6日間に「自分で勉強できる」ような方法を心がけるようにしています。ジャンプで行っている「学習ノート」もそのひとつです。生徒さんに自分で書いてもらって勉強内容の復習をする目的のノートですが、そこに問題を貼り付けたりして視覚的な工夫をしています。僕のいない6日間にも学習ができる、学習習慣を身につける、というのがプロ家庭教師の仕事ですし、どうやったら学習習慣が身につくかというのを一番意識して指導しています。

好きにさせるのがプロ家庭教師の仕事

勉強が苦手な生徒を担当されたことがありますか?

「勉強が嫌い」という生徒さんは大変多いです。指導の前にお母さんから「うちの子は勉強がとにかく嫌いで…」と前もって言われることが多いです。

勉強が苦手な生徒を担当されたことがありますか?

ええ。でも勉強が嫌いな生徒さんに、勉強を好きになるきっかけを与えられるというのが、プロ家庭教師の仕事だと思うんですよ。例えば、難しい文章題があったとして、勉強嫌いの生徒さんの場合「難しい、難しい」とイメージしてしまって前に進めない。そこをプロ家庭教師の方で「ほら簡単に解けるよね」とサポートしてあげる。そうすると問題に対して、安心感が生まれるんです。その安心感がとても重要で、そこから前に進むことができるようになるんです。

生徒の変化は、どんなことで感じられますか?

変わってきたなぁと感じられるのは、まず表情です。自信がついてきた表情というか。指導のスタート時は寡黙に机に向かっていた生徒さんが、「こう思ってたんですけど本当はこうなんですか?」と質問をしてくれるようになる。そういった会話の中で、勉強が好きになってきたという感触を得ることが多いです。生徒さんから積極的に質問が投げかけられるようになると、いい感じになってきたな、と。ある生徒さんには数学をメインに教えていたんですが、はじめは苦手だったのに、ある日「先生数学が好きになったよ」と言うんです。苦手だった数学が好きになれたことで、他の教科についても安心して勉強できるようになったと。さらに驚いたのは、あまり話さないタイプの彼が、学校の先生に質問できるようになったことです。学校の先生はたくさんの生徒をみているので、わからないことがあってもなかなか質問しづらいのに「質問できるようになった 」というのは驚きでしたし、嬉しかったですね。

なるほど。質問があるということは、生徒さんに勉強に対する主体性が生まれてきたということでしょうか?

はい、そういうことです。積極的に質問があるのは、勉強が好きになってきた証拠です。

成績にも変化が?

そうですね。何にも話さなかった生徒さんがよく質問するようになってくると、成績にも結果が出てきます。でも実は、成績が上がることよりも、勉強を好きになってくれた方が安心なんです。プロ家庭教師は短い指導時間の中で、なるべく結果につながるような指導を心がけますが、ゴールは教師がいなくてもできるようになることなので。勉強が好きになると、自分から勉強に向かうようになってくれる。私が横についていなくても、できるようになる。そこを目指して指導しています。

メンタル面が重要な受験勉強

受験生を担当したことはありますか?

昨年受験生を9名受け持ってたんですが、その中で8名公立高校に合格することができました。

9名中8名!? すごい確率ですね。全員第一志望ですか?

そうです。僕の担当している地域では、公立高校を志望する生徒さんが多くて、中学の後半から受験を意識した指導をお願いされることが一般的です。

受験対策の秘訣のようなものはあるんですか?

秘訣と呼べるかどうかはわかりませんが…。例えば学校で嫌なことがあった日とか友だちと喧嘩した後とかは、勉強しても内容がなかなか頭に入ってこなかったりするんですね。だから「今日はどうも表情が暗いな」と思ったときには、勉強の前に別の話で盛り上げたり悩みの相談をしたりして、その後に指導をスタートするようにしています。そういうのと少し近いですが、「プロ家庭教師が指導にやって来る」という感じよりも「お母さんの知り合いのお兄さんが勉強を助けてくれる」くらいなフレンドリーな雰囲気を心がけています。なんでそういうことを意識しているかというと、受験!受験!とプレッシャーを感じながら学習に向かうよりも、悩みを抱えずリラックスした状況で学習に向かった方が全然いいし、身に入る度合いがまったく違うんですね。

なるほど。メンタル面がかなり重要だと。受験前だということで、追い込みのプレッシャーを意識させたりとかはしないんですか?

それは絶対にないです。受験前だからといって、週一回の指導で僕が生徒さんを追い込むことにあまり意味はないかと。それより「大丈夫、大丈夫」と安心感を持ってもらう方がいいと考えています。

確かに。不安なまま受験に臨むより、安心して勉強を進めることができるのは、生徒にとってとてもいい精神状態ですね。