プロ家庭教師コラム

公務員試験
資料解釈の攻略~“分析力”と“立式力”の2つがカギ!~

こんにちは!プロ家庭教師のジャンプの資格支援担当です。今回のブログは、公務員試験独特の科目である「資料解釈」がテーマです。様々な表やグラフなどの“資料”をもとに計算し、正しい選択肢を選ぶ資料解釈。他の問題に比べ、答えを出すまでに時間も手間も相当かかる厄介な問題です。ですが、資料解釈が出題されない公務員試験は無いので、避けては通れませんし、時間や手間こそかかりますが、確実に答えを導き出せる問題でもあります。

正答に辿りつく過程においては、数多ある情報から必要な箇所を読み取るデータ分析力、読み取ったデータから式を作る立式力、そして速く且つ正確に解く計算力といった3つの要素が求められ、なかなか一筋縄ではいかない科目と言えます。

これら3つの要素を全てクリアして、初めて資料解釈問題で得点することが可能になります。
では、資料解釈を得点源にするためには、どの様な勉強法をとるのが良いのでしょうか。

当たり前に聞こえてしまうかもしれませんが、やはりまず大事になってくるのは “計算力”です。
これについては、誰でも練習を積めば、多かれ少なかれ向上させることが可能です。
徹底した反復練習を通じて、四則計算(足し算・引き算・掛け算・割り算)をスムーズにできるようする。また小数や分数の計算が必要な場面も多いので、小数と分数の計算も練習しておく。ただ闇雲に計算を繰り返すだけでなく、算数のセンスやコツを磨きながら。それだけでも、かなりの力が付きます。

しかし、そのように計算力を鍛えたとしても、資料解釈においては不十分です。実は、資料解釈攻略のキーとなるのは“分析力”と“立式力”です。

まずは“分析力”。資料解釈は、単純な計算問題ではありません。計算を始める前に、第一段階として資料を分析する必要があります。分析力とはすなわち、“与えられた資料を見て、その表やグラフからは何が読み取れるのか”を考える力のことです。資料解釈の問題に登場するグラフや表は、実に多種多様です。試験本番で慌てないために、練習の段階から様々なバリエーションの問題に触れ、慣れておく必要があります。また反対に、分析力は“その資料からは何が読み取れないのか”を判断する力であるとも言えます。問題によっては、その資料からは判断できない選択肢が混ざっている場合があります。分析力をつければ、そういった選択肢を即座に除外できるようになります。

次に、意外と見落とされがちな“立式力”。立式力とはすなわち“式を作る力”です。
問題の選択肢を読んで、その正誤を判断するためにはどんな式を作ればいいのかを瞬時に判断し、式を作る。それが“式を作る力”です。いくら計算力があっても、そもそも何を計算したらいいのか分からないようでは、絶対に問題は解けません。そういう意味で、式を作る力というのはとても大切です。

実際に、私がこれまで担当してきた生徒さんの中には、式を作るのを苦手とする方が何人もいました。そして、式を作ることへの苦手意識が、資料解釈そのものへの苦手意識となっているケースが多々ありました。

ジャンプの授業では、“分析力”と“立式力”の2つを共に向上させていくという指導方針の下、“データを判別する練習”と“式を作る練習”を集中的にしていきます。
指導を受けた生徒さんは“与えられたグラフや表から必要な事項を取捨選択し、そこから式を作り、計算する”という流れが身に付き、正解できるようになる。その結果、多くの生徒さんから「資料解釈を自力で解ける様になった」と、自らの成長を実感した言葉をいただいています。

この様に資料解釈の攻略では、計算力と共に、分析力と立式力がとても大切だということを意識して勉強していくことをお勧めします!!

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プロ家庭教師のジャンプは理想的な家庭指導を目指し、生徒1人1人に合わせた指導カリキュラムや、矛盾のないシステムが高い評価をいただき各ご家庭から92%という高い満足度をいただいています。本ページに掲載されている「アンケートの回答」は、ジャンプに入会したご家庭から実際にご回答いただいたアンケートの一部です。ストレスを抱えることなく学習習慣を身につけるために。生徒さんの学力を伸ばす、ジャンプのプロ家庭教師をぜひご活用ください。