プロ家庭教師コラム

発達障害
「発達障害」様々な認知特性

様々な認知特性

人は生まれながらにして得意とする認知の仕方があり、それは人それぞれ異なっています。目から入る視覚情報を映像としてとらえて記憶するのが得意な人、目から入る言語情報を記憶するのが得意な人、耳から入る聴覚情報をとらえることが得意な人など様々です。

プロ家庭教師の学習指導においても、目から取り入れる情報の処理が得意なお子様に対しては、視覚情報を多く取り入れた教材を使うなどの工夫を行っていることはこれまでのコラムでもご紹介させていただきました。それぞれ得意な情報処理の仕方があることは広く知られてきていることのように思います。

ただ、映像からの情報処理が得意な人にも少なくとも2種類のタイプがあることはご存知でしょうか。1度行ったことのある場所であれば少し複雑なルートでも簡単に記憶してしまう人と、1度行ったことのある場所の風景や建物の外観ははっきりと思い出せるのに道順はさっぱり覚えられないという人がいます。どちらも映像からの情報処理が得意な人ですが、前者は3次元的な映像の記憶に優れている人、後者は2次元的な映像の記憶に優れた人と言えます。3次元的な映像の記憶に優れた人は物の奥行きを含めて覚えることを得意とします。一方の2次元的な映像の記憶に優れた人は写真を撮るように映像を記憶することを得意とします(いわゆるフォトグラフィックメモリーというものです)。同じ視覚優位のタイプでもまったく違う脳の使い方をしていると言えます。言語優位、聴覚優位のタイプもまたそれぞれに2種類は違うタイプがあるようです。

このように人の認知の特性は様々に分かれていて、人それぞれ違うものです。普段からそれを意識して、お子様1人1人に合ったベストの教え方に近づいていけるように日々努力しております。

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発達障害サポート

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