プロ家庭教師コラム

発達障害
発達障害と特別支援学級

特別支援学級に行くべきか、普通学級に通うべきかの進路選択

プロ家庭教師のジャンプには、発達障害を抱えた生徒さんが多くいらっしゃいます。そういった生徒さんの保護者様からよくいただく相談が、特別支援学級へ通わせるべきかどうかということです。

発達障害のタイプは学習障害・自閉症・アスペルガー・注意欠如・多動性(ADHD)など様々(DSM-5よりアスペルガー症候群や自閉症は自閉症スペクトラムと呼び名が変わりました)ですが、その症状の程度が軽く、普通学級に在籍している生徒さんでも、学校側から特別支援学級への移籍を勧められることが多いようです。「障害を抱える中、無理をして通常学級に通うことは子供にとって負担が大きいのでサポートの厚い特別支援学級に通ったほうが良い」、という観点から勧められるケースが多いようです。

しかし特別支援学級での授業は、学校や担任の先生によって多少変わりますが、たいていは普通学級の授業進度よりもかなり遅く、内容も教科書は用いず基本的な事項のみを扱ったプリント学習になることが多いのです。そうなってくると、必然的に、普通学級への復帰は難しくなり、さらに中学卒業後の進路は限られてくることになります。

特別支援学級に通わせることが、本当に生徒さんにとって良いことかどうかは非常に判断の難しいところですが、少なくとも学力的な面で特別支援学級へ通わないといけないというケースは学校の説明以上に少ないと思います。例えば特別支援学級への移動を悩んでいた、中学生になるADHDとアスペルガー症候群の特徴を持つ生徒さんがいました。コミュニケーションが苦手で、静かに人の話を聞くことができず、問題が解けないと癇癪を起こしてしまう子でした。小学校低学年の頃は勉強が得意だったようですが、高学年になるにつれてテストの点数もどんどん下がっていってしまったようです。特別支援学級への移動を学校側から強く勧められているということでした。

クラスに馴染めず、授業の内容にもついてこれてないと学校側から説明をされたということでしたが、教師側の負担が大きいということも理由だったのではないでしょうか。彼は将来の夢があり、そのためにはどうしても大学進学が必要でした。その道を閉ざしてしまうのではないかということを親御さんは心配して、結論を出せずにいました。いざ指導を開始してみると、彼は説明を聞くことは苦手でしたが、彼の視覚的な情報の理解力は非常に強いことに気がつきました。伝え方の重心を、話して聞かせる説明からビジュアル重視の見せる指導へと移した結果、ドンドン問題が解けるようになっていきました。そして学校の授業中も、授業に参加する際、こちらで作成、指示したオリジナルの宿題ノートを見ながらワークやプリントの問題を解かせてもらうように提案しました。先生の説明を聞いているよりかは、落ち着いて取り組めるのではないかと思ったからです。

定期試験

その結果、最初の定期試験では高得点をとってくれました。生徒さんは大喜びして、満面の笑みでした。それには学校の先生も驚き、特別支援学級へ移る話は一旦保留となりました。もちろん、普通学級に通うべきか、特別支援学級へ通うべきかは、あくまで生徒と親御さんが選択できるものであるべきだと思います。しかしながら、学校の先生や親が気づいていないだけで、実は本人にとって有効な勉強法が見つかることがあるのも事実です。それを見過ごしてしまい、何も手立てを講じないまま、将来の選択肢を狭めてしまうことはお子様の未来、可能性を閉ざしてしまうことになります。

少なくとも学力的な心配は、ジャンプのプロ家庭教師として、その子一人ひとりの弱い特性、強い特性を見極めることで、できる限り取り除いてあげることができます。そうすることで勉強を通して自信を持ち、自己肯定感を抱ける人に育てていきたいと、そう思います。通常クラスか特別支援か、で悩まれている保護者の方々。我々の想像をはるかに超える可能性を、お子様は持っております。ゆっくりでも、一つひとつ階段を登っていけば、きっと見えてくる世界があるはずです。

2005年に発達障害支援法が施行され、「家庭教師のジャンプ」も「プロ家庭教師のジャンプ」と高い専門性あるプロ家庭教師集団となり、ちょうど10年目を迎えます。私たちプロ家庭教師のジャンプの教師陣は、発達障害を抱える未来あるお子様のため、少しでも役に立ちたいという想いを持って日々、指導、研究に励んでおります。どんな悩みでも共有し、親子が笑顔で生きていける道、そんな道を創るお手伝いを、今後もしていきたいとそのように考えています。

我々の想像をはるかに超える可能性

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発達障害サポート

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プロ家庭教師のジャンプでは、学習障害、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、多動性障害(ADHD)などの発達障害をお持ちの生徒さんの自宅学習をサポートしています。「学校ではきちんと教えてくれない」「特別支援学級に入ってから勉強がどんどん遅れていく」「親が教えても勉強してくれない」といった悩みを抱えている方は、発達障害の生徒さんを多く指導してきたプロ家庭教師のジャンプにご相談ください。

プロ家庭教師のジャンプは理想的な家庭指導を目指し、生徒1人1人に合わせた指導カリキュラムや、矛盾のないシステムが高い評価をいただき各ご家庭から92%という高い満足度をいただいています。本ページに掲載されている「アンケートの回答」は、ジャンプに入会したご家庭から実際にご回答いただいたアンケートの一部です。ストレスを抱えることなく学習習慣を身につけるために。生徒さんの学力を伸ばす、ジャンプのプロ家庭教師をぜひご活用ください。