プロ家庭教師コラム

受験対策
学力だけでなく意欲と個性が求められる時代へ

平成28年度から、東京大学、京都大学等、国内トップレベルの国公立大学でも推薦入試が行われるようになりました。

東京大学を一般入試で受験する場合、センター試験で目標とすべき点数は学部・年度にもよりますが9割以上とされています。対して、28年度から始まった推薦入試の場合は、必要とされるセンター試験の点数は、概ね8割以上とされています。これだけを見るとハードルが大きく下がっている様に思えます。しかし、推薦入試希望者が提出しなければならない資料の例を見てみると「希望学部に関連する論文(6000字)」「数学オリンピックなどでの高成績の証明」「国際ボランティアなどの課外活動体験の説明(8000字以内)」「国際的活動で高評価を受けた証明(新聞記事など)」など。

いずれも、いわゆる「受験勉強」で用意できるものではありません。つまり、東京大学が推薦入試で迎え入れようとしているのは「全科目に通じてはいなくても、本人が最も得意とする分野では情熱と意欲と行動力を持つ学生」であると分かります。

日本の最高学府がこのような受験方式をとるようになったことは、「テストで点数が取れる生徒」だけを評価するのではなく、強い意思や意欲を持って進路を目指す生徒と、その個性を評価する時代になっていくことに繋がっていきます。何もトップレベル国公立大学を志望する学生のみに関わることでは無いのです。受験が将来へ続く道の、大切な分かれ目であることは中学受験でも高校受験でも大学受験でも同じです。勉強好きでも、勉強嫌いでも、勉強が得意でも、学習障害でも、発達障害でも同じです。

中学も高校も学年1位で、国立医大から医者になった生徒さんもいました。中学校でいじめに遭い、不登校となりながら、定時制の公立高校に進学し、専門学校を経て技術職に就いた生徒さんもいました。学習障害の疑いが強いと診断され、中学では特別支援学級を勧められながら、自分の意思でそれを拒み、一般学級から専門学校へ進み、調理師を目指すという生徒さんもいました。

  1. どのような進路を選ぶのか。
  2. なぜその進路なのか。
  3. 将来なりたいのはどんな自分なのか。
  4. 将来なってほしいのはどんな大人なのか。

今年、受験の年を迎えた生徒・保護者様。1度ご家族で向かい合って、目指すべき道、目指したい道を話し合ってみてはいかがでしょうか。でも、どうやって進めばよいかわからない。そもそもどんな道があるのか分からない。目標と現状に差があり、どうやってその差を埋めれば良いかわからない。そのような悩みがおありでしたら、プロ家庭教師のジャンプがお手伝いいたします。

FROM PROFESSIONAL TUTOR.
受験対策サポート

プロ家庭教師のジャンプは理想的な家庭指導を目指し、生徒1人1人に合わせた指導カリキュラムや、矛盾のないシステムが高い評価をいただき各ご家庭から92%という高い満足度をいただいています。本ページに掲載されている「アンケートの回答」は、ジャンプに入会したご家庭から実際にご回答いただいたアンケートの一部です。ストレスを抱えることなく学習習慣を身につけるために。生徒さんの学力を伸ばす、ジャンプのプロ家庭教師をぜひご活用ください。