プロ家庭教師コラム

発達障害
発達障害を持つ生徒の高校受験

高校入試

以前、プロ家庭教師のジャンプに入会してくださった生徒の中に、入会時の段階で、発達障害の疑いがあると診断を受けた生徒を受け持たせていただいたことがあります。

始めのうちは、特に問題もなく順調に指導を行うことができました。しかし、1か月が過ぎたあたりから、指導中に眠そうにする場面が増えていきます。たいていの場合、何か呼びかけたり、顔を洗わせたりすることによって改善するのですが、その生徒の場合、一度眠いと感じてしまうと、これらのようなことでは全く目を覚ましてくれませんでした。そのため、興味があることを授業に盛り込んだり、好きなキャラクターを教材に加えたりと授業に集中をしてもらうための様々なアプローチをしました。

集中してもらうための工夫

生徒本人が、怠けていたり、ただ疲れているだけであれば喝を入れることもあるのですが、基本的には自分の授業スタイルを見つめなおすことで生徒に集中させるようにしました。もし、ご家庭で家族の方が勉強をするように促す場合、高い確率で言い争いになってしまい、その結果ますます勉強を嫌いになってしまうという悪循環をしてしまうことがほとんどだと思います。その際に、家族ではない第3者が勉強の手助けをすることが必要になってきます。

この生徒の受験に関しては、内申点を取るための「提出物」が最大のポイントでした。テストの点数に関わらず、学校の課題をきちんと出すことで「2」が付くという場合がほとんどです。そのため受験に向けての学力アップのための指導はもちろんのこと、普段の宿題の状況をお母様と連携を取り、事細かくチェックをして抜け・漏れの無いよう細心の注意を払いました。また、筆記試験の対策だけでなく、面接の練習も直前期には盛んに行いました。

その後、内申対策の効果もあり、筆記試験も無事に切り抜け、この生徒は高校に合格をし、今は高校に通っています。受験期における様々なフォローも、1対1のプロ家庭教師の強みと思っています。

面接、筆記試験を切り抜け合格

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発達障害サポート

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プロ家庭教師のジャンプでは、学習障害、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、多動性障害(ADHD)などの発達障害をお持ちの生徒さんの自宅学習をサポートしています。「学校ではきちんと教えてくれない」「特別支援学級に入ってから勉強がどんどん遅れていく」「親が教えても勉強してくれない」といった悩みを抱えている方は、発達障害の生徒さんを多く指導してきたプロ家庭教師のジャンプにご相談ください。

プロ家庭教師のジャンプは理想的な家庭指導を目指し、生徒1人1人に合わせた指導カリキュラムや、矛盾のないシステムが高い評価をいただき各ご家庭から92%という高い満足度をいただいています。本ページに掲載されている「アンケートの回答」は、ジャンプに入会したご家庭から実際にご回答いただいたアンケートの一部です。ストレスを抱えることなく学習習慣を身につけるために。生徒さんの学力を伸ばす、ジャンプのプロ家庭教師をぜひご活用ください。