発達障害
発達障害と「遊び」

発達障害と言われている子供達に勉強を教えていく中で大切になっていくのは、いかにして「遊び」の要素を勉強の中に取り入れる事ができるのかという事だと考えます。始めから難しい話や自分に興味のない話になってしまったら私たち大人でも嫌になってしまうものです。

そこで誰もが楽しめる「遊び」を指導に取り入れてゲーム感覚に勉強に取り組む事ができれば発達障害の子供達にとっても負担に感じずに学習を進めることができるのではないでしょうか。しかし「遊び」といっても本当に遊んでしまうのでは時間を無駄にしてしまうし、何も学習しないままで終わってしまいます。そこで頭をつかったり、集中力を高められる「遊び」を取り入れてみてはどうでしょうか。

例えばトランプや積み木です。トランプを使い七並べや神経衰弱をすることで数字に慣れる練習ができますし、積み木をすることで自分のイメージしているもの表現する力、組み立てていく上で集中力を養える事ができるでしょう。もちろん、家庭ですでにやっていることではあると思いますが他者とのコミュニケーション能力を高める意味でも多数の人とできれば効果は抜群だと思います。発達障害の子供達にとって長い時間、難しい勉強を続けるのは大変なことです。

時には休憩の意味も含めて、さらに脳を鍛えるという意味でも上手く「遊び」の要素を取り入れることができれば子供達も楽しめることができ、また勉強したいと思えるのではないでしょうか。新しいことを学ぶのは本当は楽しいものです。できる限り勉強を楽しんでいってもらいたいです。